クリサンシマム
日本語ホーム | ELC TOP | ある日のELC TOP
クリサンシマム

クリサンシマム(Chrysanthemum)は、菊という意味の美しい自分の名前が大好きでした・・・学校に通うようになるまでは。学校に入ったとたん、他の子供達はクリサンシマムの長くて聞き慣れない名前をからかうようになります。クリサンシマムは悲しくて、自分の名前が嫌になり、自分の名前が「ジェーン」だったらいいのにと思っていました。毎日みんなにからかわれて家に帰るたび、お父さんもお母さんもどんなにクリサンシマムの名前が素晴らしいかを教えてくれます。両親の優しい言葉にちょっと元気が出るクリサンシマムですが、また翌日学校へ行くとみんなにからかわれ、学校に行くのが憂鬱な毎日です。そんなある日,クリサンシマムの世界を変える出来事が・・・・・
この本を生徒達に読み聞かせる前に、先生はまずみんなに「ハート」について尋ねました。
みんなハートは持ってる?
ーみんなもってるよ
ハートは何をするの?
ーどく、どくって音がするよ
ー急いで食べたり、食べ過ぎたりすると痛くなるよ
ハートが痛くなるのには他にも理由があります。どんなときにハートが痛くなるのでしょう?キンダーガーテンの生徒達は、物語の中でクリサンシマムのハートの変化していく様子に注目することにしました。生徒達はみんな、クリサンシマムのハートが変化する様子を確かめるため、画用紙をくりぬいて作ったハートを手に持ちます。
はじめは、クリサンシマムのハートはまっさらできれいなハート形をしていました。物語が進むにつれ、クリサンシマムのハートは変化していきます。
先生はその変化を表すため、手に持った紙のハートをくしゃくしゃっと丸めます。
どうしてクリサンシマムのハートはこうなったと思う?
ーみんながクリサンシマムの名前をからかったから
ークリサンシマムに意地悪したから
ー仲良くしてあげなかったから
おうちに帰ってお母さんがクリサンシマムに優しい言葉をかけてあげたらクリサンシマムのハートはどうなった? 元通りになった?
ーちょっとだけ
ーでもまだ少ししわくちゃのまま
生徒達は、クリサンシマムのハートを観察することで、誰かに意地悪をしたらそのお友達のハートをしわくちゃにしてしまうことを知りました。もし誰かのハートがしわくちゃになったら、元通りに戻してあげるためにはどうしたらいいのでしょう?
生徒達は考えました。
紙でつくったハートは、手で優しくなでてあげるとちょっとだけきれいになります。
みんなのハートも、優しい言葉をかけてあげるとちょっとだけ元通りになるでしょう。
1人の生徒が言いました。
「もしそのお友達をとーってもハッピー(super happy)にしてあげたら、きっと元通りの完全なきれいなハートに戻るよ。」

